プロローグ

永遠の薫り漂う木洩れ陽に包まれ

限りある言の葉達を弄びながら

私が私で在る事を赦しながら

全てを手に入れたのか、失ったのか、
真実を都合良く錯覚して微笑む

その魂を愛し抜けと誰かが囁いている

曖昧な交響曲の音色に身を委ね

偽りの楽園に手を振ろう

淀みなき至福へと堕ちて逝こう

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