夏音

蝉の亡骸に自分を重ねた

夏が終われば何かが終わる

違う蝉が遠くで鳴いている声が響く

あぁ、蒸し暑くて思考回路が鈍る

きっとこの人はどうしようもなくなる程、私を想ったりはしないんだろう

切なさと焦燥感に襲われて背を向けた

朝陽はもう私を泣かせたりはしなかった

M's tail

in side my soul...

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