熱帯夜
ねぇねぇ、その態度はなぁに
なんで瞳を見つめ返してくれないの?
隠してる事のが多いね、きっと
胸の内を明かして解決するのなら
とっくにしていた筈だから、滑稽
熱い夜なのに体温は凍りついていった
壊れた人形みたいに感情に蓋をして
電波も気持ちも届かない処で
明日どころか今日さえ守れずに
くらくらした、凄く走ったから
それでも現実は振り切れないまま
何処までもいつ迄もついてくるよ
虚無感に襲われながら、いつか君が言った、強くなんてならなくていいっていう言葉の意味を改めて考えたりした
強くなれないのなら、せめて私を
鈍感に造り直してくれないかしら
心痛める欠片一つも感じない様に
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